被覆栽培される緑茶(玉露・かぶせ茶・抹茶) [緑茶と緑茶飲料]
緑茶の栽培方法に藁や寒冷紗などの資材で覆いをする
被覆栽培(覆下栽培、遮光栽培とも呼ばれる)があります。
~ 三重県四日市市水沢地区のかぶせ茶の茶園、茶樹に黒い覆いを直接被せています。
2014年4月29日撮影。
~ 岐阜県美濃加茂市の日本昭和村にある茶園での一番茶手摘み風景、
隣の畝の茶樹に覆いが被されています。2014年5月9日撮影。
~ 「西尾の抹茶」で知られる愛知県西尾市の稲荷山茶園公園付近の
棚を用いて被覆栽培している茶園、2016年4月8日撮影。
被覆栽培される緑茶には、
玉露(ぎょくろ)、かぶせ茶、抹茶(碾茶を石臼で挽いたもの)があります。
公益社団法人日本茶業中央会が定めた
「緑茶の表示基準(平成21年9月)」を参照すると、
玉露、かぶせ茶および抹茶の定義は次の通りです。
さて、
東海農政局(名古屋市中区三の丸)の消費者の部屋において7月15日から28日まで、
特別展示「三重県農業研究所の機能性食品に関する研究成果紹介」 が行われました。
この特別展示におけるパネル展示「三重県における茶栽培」を参照すると
遮光栽培することにより、
① 茶葉の見た目は、緑色が濃くなり、葉は幅広で薄くなる
② 成分は、うま味成分であるアミノ酸の量が増加し、
渋み成分であるカテキン類の量が減少する
そうです。
~ (写真ではわかりにくいですが)かぶせ茶と(遮光栽培しない)煎茶の茶葉の比較。
被覆栽培(遮光栽培)された緑茶は一般的に、
渋味が少なくうま味を多く含むそうです。
三重県は、
かぶせ茶の一大産地です。
被覆栽培(覆下栽培、遮光栽培とも呼ばれる)があります。
~ 三重県四日市市水沢地区のかぶせ茶の茶園、茶樹に黒い覆いを直接被せています。
2014年4月29日撮影。
~ 岐阜県美濃加茂市の日本昭和村にある茶園での一番茶手摘み風景、
隣の畝の茶樹に覆いが被されています。2014年5月9日撮影。
~ 「西尾の抹茶」で知られる愛知県西尾市の稲荷山茶園公園付近の
棚を用いて被覆栽培している茶園、2016年4月8日撮影。
被覆栽培される緑茶には、
玉露(ぎょくろ)、かぶせ茶、抹茶(碾茶を石臼で挽いたもの)があります。
公益社団法人日本茶業中央会が定めた
「緑茶の表示基準(平成21年9月)」を参照すると、
玉露、かぶせ茶および抹茶の定義は次の通りです。
玉露 一番茶の新芽が伸び出した頃からよしず棚などに藁や寒冷紗などで茶園を20 日前後覆い、ほぼ完全に日光を遮った茶園(「覆下園」)から摘採した茶葉 を煎茶と同様に製造したもの
かぶせ茶 摘採前7日前後に藁や寒冷紗などで覆った茶園から摘採した茶葉を煎茶と同 様に製造したもの
抹茶 覆下栽培した茶葉を揉まずに乾燥した茶葉(碾茶)を茶臼で挽いて微粉状に 製造したもの
さて、
東海農政局(名古屋市中区三の丸)の消費者の部屋において7月15日から28日まで、
特別展示「三重県農業研究所の機能性食品に関する研究成果紹介」 が行われました。
この特別展示におけるパネル展示「三重県における茶栽培」を参照すると
遮光栽培することにより、
① 茶葉の見た目は、緑色が濃くなり、葉は幅広で薄くなる
② 成分は、うま味成分であるアミノ酸の量が増加し、
渋み成分であるカテキン類の量が減少する
そうです。
~ (写真ではわかりにくいですが)かぶせ茶と(遮光栽培しない)煎茶の茶葉の比較。
被覆栽培(遮光栽培)された緑茶は一般的に、
渋味が少なくうま味を多く含むそうです。
三重県は、
かぶせ茶の一大産地です。
心も体も美しくなる日本茶の世界~おうちお茶会で今日からもてなし美人~
- 作者: 山田麻衣
- 出版社/メーカー: ごきげんビジネス出版
- 発売日: 2016/05/25
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
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