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茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室(2017年2月度) 〔テーマ:いろいろなタイプの急須で淹れたお茶の飲み比べ〕 [深緑茶房]

名古屋市中村区名駅四丁目にある茶カフェ「深緑茶房(しんりょくさぼう)」において2月14日(火曜日)、2017年2月度のお茶教室が開かれました。

170214深緑茶房「お茶教室」③、外観 (コピー).JPG
~ 茶カフェ「深緑茶房」、2013年7月10日にオープン。

茶カフェ「深緑茶房」は、三重県松阪市飯南町にある茶農家(農業生産法人・有限会社深緑茶房)が
直営する日本茶専門のカフェです。

お茶教室の講師は、有限会社深緑茶房の茶長(社長のこと)で日本茶インストラクターの松本浩さん。


さて、2017年2月度の茶カフェ「深緑茶房」お茶教室のテーマは、「いろいろなタイプの急須で淹れたお茶の飲み比べ」。

まず、1月度のお茶室(テーマ:抹茶と粉末緑茶の違い)の復習。
・抹茶といっても、茶の湯用の高級抹茶から、
 秋碾茶・モガ茶を挽いた加工用抹茶までピンキリ
・抹茶ブームが続いているが、ブームを牽引しているのは加工用抹茶
・抹茶を点てるには茶筌が無くてはならない道具。
 ただし、茶筌は消耗品のため注目されることが少ない
・一方、煎茶においては現在、急須・湯飲み茶わんが不要で、
 茶殻を捨てる必要がないペットボトル茶が主流

続いて、ペットボトル茶と急須で淹れたお茶の違いを確かめるために飲み比べを行いました。

最初に飲み比べたのは、コカ・コーラ社が、急須で淹れたような緑茶の味わいを目指して、宇治の老舗茶舗「上林春松本店」の協力を得て開発した「綾鷹」と苦味・渋味が苦手な人のためのライトな「綾鷹にごりほのか」。

いずれも抹茶入り煎茶。

170214深緑茶房「お茶教室」⑤、綾鷹とにごりほのか (コピー).JPG
~ 「飲み比べ(1)」。

170214深緑茶房「お茶教室」⑥、にごりほのかの水色 (コピー).JPG
~ 「綾鷹にごりほのか」の水色(すいしょく)。

「飲み比べ(2)」は、茶こしタイプの違う急須(3種類)で淹れたお茶の飲み比べです。

170214深緑茶房「お茶教室」⑦、茶こしの違いによる飲み比べ (コピー).JPG
~ 茶こしタイプは(写真の右から)、共茶こし(急須と同じ土素材)・底網・ポコ網(半球型)。

170214深緑茶房「お茶教室」⑪、水色 (コピー).JPG
~ どの茶こしで淹れたお茶が好みかは、参加者によって意見が分かれました。

「飲み比べ(3)」は、材質の違う3種類の急須で淹れたお茶の飲み比べです。

材質が「①アルミ製 ②ガラス製 ③せっ器製(焼締め)」の3種類の急須で淹れたお茶を飲み比べました。

三重県工業研究所窯業研究所が行った「急須の材質による緑茶成分の変化」の科学的分析結果、すなわち「渋味成分は、せっ器質の萬古焼急須のような焼締め急須で低減される」との分析通り、せっ器製急須で淹れたお茶の渋味が少ないのがよくわかりました。

170214深緑茶房「お茶教室」⑯、急須の材質の違いによる飲み比べ (コピー).JPG

茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室は、お茶と甘味のセットが付いて参加費1,500円(税込)です。

3月度のお茶教室は、3月21日(火曜日)午前11時から開かれます。

テーマは、普通蒸し煎茶、深蒸し煎茶、特上蒸し煎茶の飲み比べなどです。

茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室についてのお問合せおよび参加申し込みは;

 茶カフェ「深緑茶房」
 電話:(052)551-3366

☆ 茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室(2017年2月度)
 (名古屋市中村区名駅4丁目26-25メイフィス名駅ビル1階)
☆ 2017年2月14日(火曜日)午前11時5分~午後0時10分頃


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