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美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」、4月28日(金曜日)から公開 〔岐阜県可児市〕 [美濃桃山陶ミュージアム]

志野と瀬戸黒で国の重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定された荒川豊蔵さん(1894~1985年)は昭和5年(1930年)4月11日、岐阜県可児市(かにし)にある牟田洞古窯跡※で志野陶片を発見しました。

※牟田洞古窯跡は大萱古窯跡群を構成する古窯の一つです。

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~ 「荒川豊蔵資料館」への通路にある牟田洞古窯址の碑、2017年3月31日撮影。

瀬戸黒、黄瀬戸、志野などの桃山陶が愛知県瀬戸市で焼かれていたというそれまでの日本陶磁史の定説を覆す大発見をした荒川豊蔵さんは以降、大萱において志野の再現を志したそうです(参照:「荒川豊蔵資料館」のパンフレットなど)。

♪ 2017年4月29日追記:美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」が4月28日より一般公開が始まりました。一般公開初日についての拙記事は → こちら




さて、荒川豊蔵さんの生活と作陶の拠点が「荒川豊蔵作陶の地」として2017年4月28日(金曜日)、一般公開されます。

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~ 美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」一般公開のポスター、2017年3月31日に土岐市美濃陶磁歴史館で撮影。

 ・公開開始:2017年4月28日(金曜日)~
 ・時 間 :午前9時30分~午後4時
 ・閉館日 :月曜日(ただし5月1日は開館)
 ・場 所 :荒川豊蔵資料館周辺(可児市久々利柿下入会352番地)
 ・問合せ :可児郷土歴史館(電話:0574-64-0211)

4月28日の一般公開に向けて「荒川豊蔵資料館」周辺において現在、通路などの整備が進められています。

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なお、美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」の一般公開を記念して4月28日から5月7日までの期間、「豊蔵の蔵」の特別公開などのイベントが企画されています。

詳しいことは、可児市の広報誌「広報かに 平成29年4月号 NO.831 」のウェブ版をご参照ください(→「広報かに」で検索)。または、「可児郷土歴史館」へ電話でお問い合わせください(電話:0574-64-0211)。

♪ 4月5日追記:美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」の一般公開を記念して、4月28日(金曜日)から5月7日(日曜日)までの期間で実施される主な企画は、① 豊蔵の窯の特別公開 ②「荒川豊蔵資料館」と「可児郷土歴史館」の入館料無料 ③ 日替わりで一筆箋やクリアファイルの進呈などです。なお、期間中毎日、「可児郷土歴史館」と可児駅(市役所経由)からシャトルバスが運行されます。


♪ 2017年4月29日追記:美濃桃山陶の聖地「荒川豊蔵作陶の地」が4月28日より一般公開が始まりました。一般公開初日についての拙記事は → こちら




タグ:豊蔵の窯
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森田惠子

荒川豊三さん、興味があります。
行ってみたいなぁ~。
「縁に随う」という本が手元にあります。
頂いた本なのですが、タイトルだけで唸ってしまいました!
by 森田惠子 (2017-04-01 21:09) 

wattana

森田和子さん、おはようございます。
豊蔵さんが志野陶片を発見した牟田洞古窯、この窯を開いたのは豊蔵さんの先祖だったことが後にわかったそうです。
縁に随う、「隨縁」は豊蔵さんの座右の銘。
by wattana (2017-04-02 04:43) 

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