SSブログ

茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室(2017年1月度) 〔テーマ:抹茶と粉末煎茶の違い〕 [深緑茶房]

名古屋市中村区名駅四丁目にある
茶カフェ「深緑茶房(しんりょくさぼう)」において1月24日(火曜日)、
2017年1月度のお茶教室が開かれました。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室03、外観 (コピー).JPG
~ 茶カフェ「深緑茶房」、2013年7月10日にオープン。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室01、案内板 (コピー).JPG
~ 名駅ミヤコ地下街の4番出口を出て、セブンイレブンの裏隣り。

茶カフェ「深緑茶房」は、
三重県松阪市飯南町にある茶農家(農業生産法人・有限会社深緑茶房)が
直営するカフェです。

お茶教室の講師は、
有限会社深緑茶房の茶長(社長のこと)で
日本茶インストラクターの松本浩さん。




2017年最初の茶カフェ「深緑茶房」お茶教室のテーマは、
「お抹茶と粉末緑茶の違い」。

初めに松本さんから抹茶に関するレクチャーがありました。

公益財団法人日本茶業中央会が平成21年9月に定めた「緑茶の表示基準」に

「抹茶は、覆下栽培した茶葉を揉まずに乾燥した茶葉(碾茶)を茶臼で挽いて微粉状に製造したもの」

と定義されているにもかかわらず、
加工用抹茶、食品用抹茶、工業用抹茶といった
本来なら「粉末茶」と表示すべき抹茶の流通が急増しているそうです。

最初の〔飲み比べ〕は、
碾茶(てんちゃ)とモガ茶の飲み比べです。
~ 微粉末にしないで茶漉しを使って抽出。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室04、碾茶とモガ茶 (コピー).JPG
~ 茶葉の比較、左が碾茶、右が加工用抹茶の原料となるモガ茶。

抹茶は本来、茶筌を振り攪拌・起泡させて飲むものですが、
煎茶の様に茶漉しを使って淹れたものを飲み比べました。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室07、モガ茶と碾茶の抽出 (コピー).JPG
~ 抽出中のモガ茶(左の写真)と碾茶(右の写真)。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室08、モガ茶と碾茶の水色 (コピー).JPG
~ モガ茶(左)と碾茶(右)の水色(すいしょく)の比較。

碾茶を煎茶法で淹れたものは抹茶の香りがしましたが、
モガ茶はしませんでした。

2番目の〔飲み比べ〕は、
急須を使って点てた抹茶と茶筌で点てた抹茶の飲み比べです。

先に、
急須を使って抹茶を点てます。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室10、抹茶を急須で点てる (コピー).JPG

急須をテーブルに置いたまま、
30回ほど回転させます。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室12、抹茶を急須で点てる (コピー).JPG
~ 勢いよく回転させるので、注ぎ口からこぼれました。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室14、急須で点てた抹茶 (コピー).JPG

出来上がりは泡立ちは少ないですが、
茶筌で点てた抹茶の様に見えました。

でも、
飲むと「薄い!」。

急須の中を見ると、粉末が残っています。
なるほど~。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室15、急須で点てた抹茶 (コピー).JPG

次に、
茶筅で点てた抹茶(下の写真の右側)を飲みました。

170124茶カフェ深緑茶房お茶教室16、急須と茶筌で点てた抹茶の比較 (コピー).JPG
~ 急須を回して点てた抹茶とは別物です。

3番目の〔飲み比べ〕は、
粉末煎茶の試飲です。

粉末にした煎茶を
茶筅で点てて飲みました(粉末煎茶の抹茶法による呈茶)。

しっかりお茶の味がしました(写真無し)。

さて、
茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室は、
お茶と甘味のセットが付いて参加費1,500円(税込)です。

2月度のお茶教室は、
2月14日(火曜日)午前11時から開かれます。

茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室についての
お問合せおよび参加申し込みは;

 茶カフェ「深緑茶房」
 電話:(052)551-3366

☆ 茶カフェ「深緑茶房」のお茶教室(2017年1月度)
 (名古屋市中村区名駅4丁目26-25メイフィス名駅ビル1階)
☆ 2017年1月24日(火曜日)午前11時~午後0時5分頃





nice!(104)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 104

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0