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御菓子所「両口屋是清」のどら焼き「千なり」 [両口屋是清]

創業1634年(寛永11年)の御菓子所「両口屋是清」は、尾張徳川藩の御用菓子屋をつとめた名古屋を代表する和菓子屋の一つです。

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~ 御菓子所「両口屋是清」本社1階にある本町店、2015年4月23日撮影。

御菓子所「両口屋是清」の銘菓といえば、二人静(干菓子)、をちこち(棹菓子)、よも山・旅まくら・志なの路(焼菓子)などがありますが、「千なり」と呼ばれるどら焼きがあります。

160301両口屋是清栄店②、千なり(小豆粒あん) (コピー).JPG

2016年3月1日(火曜日)の正午前に利用した御菓子所「両口屋是清」栄店併設の甘味処で食べた「千なり(小豆粒あん)」です。

160301両口屋是清栄店④、千なり(小豆粒) (コピー).JPG



さて、御菓子所「両口屋是清」ホームページに載っている「両口屋是清物語」、そして1986年1月31日に発行された鈴木賢治・著「尾張の和菓子を伝えて-両口屋是清の三百五十年-」を参照すると、御菓子所「両口屋是清」は、1954年(昭和29年)12月1日にオープンした名鉄百貨店への出店に合わせて、戦前からあるどら焼き風の卵菓子「千なり」の製造を機械化し量産が可能になったそうです。

量産化のメドがついたことから、販売価格をそれまでの価格の半額の20円/個に値下げしたところ、「千なり」は予想以上に売れたそうです。

この1954年12月1日の名鉄百貨店への出店が、御菓子所「両口屋是清」にとってのターニングポイントだっだそうです。


「千なり」(ばら売り)の価格は現在、145円(税抜)。

小豆粒あん、抹茶あん、紅粒あんの3種類。

160301両口屋是清④、千なり(紅粒あん) (コピー).JPG
~ 「千なり(小豆粒あん)」。

160301両口屋是清⑥、千なり(紅粒あん) (コピー).JPG
~ 「千なり(紅粒あん)」。




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Ginger

ひな祭りは何を召し上がるのかな~?
by Ginger (2016-03-03 12:27) 

wattana

Ginger さん、こんばんは。
(遅くなりましたが)
ちらし寿司をいただきました。
by wattana (2016-03-08 22:14) 

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