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どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(3)〕  [和菓子]

どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(1)〕

どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(2)〕


11.落雁 諸江屋の「塩どら焼」

160102諸江屋塩どらやき①、包装容器 (コピー).JPG

落雁 諸江屋の「塩どら焼」は半月形です。

160102諸江屋塩どらやき②、形と大きさ (コピー).JPG


12.文明堂東京の洋風どら焼「さんどら(桜)」

160307文明堂東京①、さんどら(桜) (コピー).JPG

160307文明堂東京③、さんどら(桜) (コピー).JPG

160307文明堂東京④、さんどら(桜) (コピー).JPG






13.山崎製パンの「生どら焼」

160305山崎製パン①、生どら焼 (コピー).JPG

160305山崎製パン②、生どら焼 (コピー).JPG

160305山崎製パン③、生どら焼 (コピー).JPG


14.モンテールの「お抹茶どら焼」

160319モンテールお抹茶どら焼① (コピー).JPG

160323モンテールお抹茶どら焼③ (コピー).JPG

160323モンテールお抹茶どら焼④ (コピー).JPG

モンテールの「お抹茶どら焼」は、
和生菓子ではなく名称「洋生菓子」となっています。

包装容器に記載されている
一括表示欄(義務表示事項欄)をご覧ください。

160319モンテールお抹茶どら焼②、一括表示 (コピー).JPG


15.笹屋伊織の「どら焼」

創業享保元年(1716年)の京菓匠「笹屋伊織」の「どら焼」は、
銅鑼(どら)の形をしていません。

笹屋さんの「どら焼」は、
銅鑼の上で焼いた薄皮で餡を巻き込んでおり、
断面は木の年輪の様に見えます。

160323名古屋タカシマヤ銘菓百選ウイークリーコーナー⑤、笹屋さんのどら焼 (コピー).JPG

笹屋さんの「どら焼」は、
毎月20日・21日・22日の3日間の限定販売ですが、
本日3月23日(水曜日)から29日(火曜日)まで、
ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階の銘菓百選ウイークリーコーナーで
特別販売されるそうです。

160323名古屋タカシマヤ銘菓百選ウィークリーコーナー①、笹屋伊織 (コピー).JPG
~ 本日3月23日の午後2時半過ぎに行ったところ、完売でした。







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伊勢名物「赤福餅」、つぶ餡はありません。 [和菓子]

伊勢名物「赤福餅」に使われている餡は、
こし餡です。

150212赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ③、二個盆 (コピー).JPG
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年2月12日撮影。

粒餡の「赤福餅」はありません。
それはなぜでしょうか?

「赤福餅」の公式サイトに載っている
商品説明などを読むとその理由がわかります。





その説明によると、
こし餡につけた三つの筋は五十鈴川の清流、
白い餅は川底の小石を見たているそうです。
(つぶ餡では見立てにならないと思います)

それでは、
神聖なる川の清流に見立てたという
三つの筋をご覧ください。

150408赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ②、二個盆 (コピー).JPG
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年4月8日撮影。

160314赤福3個入り② (コピー).JPG
~ 赤福餅3個入パック、2016年3月14日に名鉄百貨店本店で購入。

160314赤福3個入り⑤、一括表示 (コピー).JPG
~ 赤福餅3個入パックの表示義務事項欄(一括表示事項欄)。






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どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(2)〕  [和菓子]

6.叶匠寿庵の「どらやき」

160115叶匠寿庵どらやき①、包装容器 (コピー).JPG

160115叶匠寿庵どらやき②、 (コピー).JPG

160115叶匠寿庵どらやき③、断面 (コピー).JPG






7.井村屋の「あんこたっぷり和菓子屋のどらやき」

160229井村屋①、どらやき (コピー).JPG

160229井村屋②、どらやき (コピー).JPG

160229井村屋③、どらやき (コピー).JPG


8.御菓子所「両口屋是清」の「千なり(小豆粒あん)」

160301両口屋是清①、千なり(小豆粒あん) (コピー).JPG

160301両口屋是清③、千なり(小豆粒あん) (コピー).JPG

160301両口屋是清④、千なり(紅粒あん) (コピー).JPG

「両口屋是清」の「千なり」には、
紅粒あんもあります。

160301両口屋是清⑥、千なり(紅粒あん) (コピー).JPG


9.トップバリュ「どら焼」

160302トップバリュ「どら焼」①、北海道十勝産小豆使用 (コピー).JPG

160302トップバリュ「どら焼」② (コピー).JPG

160302トップバリュ「どら焼」③ (コピー).JPG


10.モンテールの「生クリームどら焼(あずき)」

160113モンテール生クリームどら焼① (コピー).JPG

160113モンテール生クリームどら焼② (コピー).JPG

160113モンテール生クリームどら焼③ (コピー).JPG






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どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(1)〕 [和菓子]

1.加賀藩御用御菓子司 森八の「夢香山(むこうやま)

160102森八どらやき「夢香山」①、包装予期 (コピー).JPG

160102森八どらやき「夢香山」②、形と大きさ (コピー).JPG

160102森八どらやき「夢香山」③、断面 (コピー).JPG


2.文明堂東京(株式会社文明堂東京)の「さんどら」

160106文明堂のさんどら① (コピー).JPG
~ 洋風どら焼。

160106文明堂のさんどら② (コピー).JPG

160106文明堂のさんどら③ (コピー).JPG

3.柿安「口福堂(こうふくどう)」(株式会社柿安本店)の「どらやき」

160107柿安本店どら焼① (コピー).JPG

160107柿安本店どら焼② (コピー).JPG

160107柿安本店どら焼③ (コピー).JPG






4.京菓子司 末富(株式会社末富)の「京の華扇」

160109末富「京の華扇」① (コピー).JPG

160109末富「京の華扇」③ (コピー).JPG

160109末富「京の華扇」④、断面 (コピー).JPG

5.たねや(株式会社たねや)の「どらやき」(粒あん)

160113たねやのどらやき①、包装容器入り (コピー).JPG

160113たねやのどらやき② (コピー).JPG

160113たねやのどらやき③、断面 (コピー).JPG

・・・続く。






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寒天干し、恵那市山岡町の冬の風物詩 〔山岡細寒天〕 [和菓子]

岐阜県恵那市山岡町は、
天然細寒天の一大産地です。

農閑期のこの時期、
山岡町下手向(しもとおげ)の田んぼは、
よしずの上に並べられた細寒天で、あたり一面真っ白です。

160201山岡町下手向⑭、寒天干し (コピー).JPG

寒天干し、
細寒天の一大産地の山岡の冬の風物詩です。



さて、
2月1日(月曜日)の午前8時頃に、
山岡町下手向の寒天の棚場で
心太(ところてん)の突き出しを見学しました。

160201山岡町下手向③、ところてん (コピー).JPG
~ 青色の容器に入っている心太、天突き器に入るサイズにカットされています。

160201山岡町下手向⑫、天突き器 (コピー).JPG
~ 天突き器。

山間部の田んぼなのに、
磯の香りがたちこめています。

160201山岡町下手向⑪、突出 (コピー).JPG

よしずの上に突き出された心太は、
昼間の乾燥、夜間の凍結を何度か繰り返すことで、
寒天に仕上がります。

160201山岡町下手向⑯、寒天干し (コピー).JPG

150903山岡駅かんてんかん⑭、かんてんレストラン(寒天販売) (コピー).JPG
~ 「山岡駅かんてんかん」で販売されている山岡細寒天、2015年9月3日撮影。

心太の突き出しを見学した後、
寒天の原料の天草の洗浄作業(砂などを除去)などを見学しました。

天草の洗浄作業は、
朝6時半頃から始めているそうです。





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「あんみつ」(餡蜜)は和菓子です。 [和菓子]

「みつ豆」は東京・浅草の舟和が創案(改良)したもの、
「あんみつ」は東京・銀座の若松が創案したもの、
というのが定説のようです。

虎屋文庫の中山圭子さんが書いた「事典 和菓子の世界」に
次の記載があります。

甘味処の看板商品、あんみつの歴史は、ゆでた赤えんどうと新粉餅に蜜をかけたみつ豆に始まる。みつ豆は江戸時代末期より屋台で売られており、それを東京浅草の舟和 (ふなわ) が改良、明治35 (1902)年頃に販売したという。 ・・・略・・・  その後、関東大震災 (1923年)後の復興の気運のなかで、銀座の若松がみつ豆に餡 (あん) をのせたあんみつを創案し、売り出したという。 (同書16ページから引用しました)


事典 和菓子の世界

事典 和菓子の世界

  • 作者: 中山 圭子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/02/24
  • メディア: 単行本




さて、
みつ豆に餡をのせた「あんみつ」(餡蜜)になくてはならないものは、
餡、蜜(砂糖)、そして寒天です。

和菓子に使う原材料と同じですね。

基本形の「あんみつ」に
いろいろなものをトッピングした「あんみつ」があります。

アイスクリームをトッピングすると、
クリームあんみつ。

フルーツをトッピングすると、
フルーツあんみつ。

151010イオリカフェ①、クリームあんみつ (コピー).JPG
~ 名鉄百貨店本店本館9階にある「京都イオリカフェ」のクリームあんみつ、
2015年10月10日撮影。

150924京都イオリカフェ名鉄店④、ミニ白玉クリームあんみつ (コピー).JPG
~ 同じく「京都イオリカフェ」のミニ白玉クリームあんみつ、2015年9月24日撮影。

1月31日(日曜日)午前中に利用した
イオンタウン千種にある「麻布茶房イオン千種店」、
わらび餅をトッピングした「わらびもちあんみつ」がありました。

160131麻布茶房イオン千種店⑤、わらびもちあんみつ (コピー).JPG

「わらびもちあんみつ」、
わらび餅、杏、ビワ、桜桃、枝付チェリーがトッピングされていました。

160131麻布茶房イオン千種店④、わらびもちあんみつ (コピー).JPG
~ 別添えの蜜は黒蜜です。


和菓子ものがたり (朝日文庫)

和菓子ものがたり (朝日文庫)

  • 作者: 中山 圭子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2000/12
  • メディア: 文庫




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「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」は好きですか? 〔上用饅頭とも呼ばれます〕 [和菓子]

「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」は、餡玉を薯蕷生地(皮)で包んで蒸し上げた和菓子です。

130212有斐斎弘道館⑨ (コピー).JPG
~ 老松「梅一枝」、2013年2月12日に京都・御所西の「有斐斎弘道館」で撮影。

140224両口屋是清八事店④、早蕨(薯蕷) (コピー).JPG
~ 両口屋是清「早蕨(さわらび)」、2014年2月24日に両口屋是清八事店で撮影。




さて、「薯蕷(じょうよ)」は、広辞苑第六版(岩波書店)を参照すると、「ナガイモまたはヤマイモ」のことです。

薯蕷生地は、すりおろした薯蕷(京都ではつくね芋を使う)と砂糖を合わせ、上用粉(薯蕷粉とも呼ぶ)と練り合わせたものです。薯蕷は蒸すとふくらむ性質があるので、蒸し上げた薯蕷饅頭はふっくらとした仕上がりになるそうです。

名古屋圏では、三重県多気町の特産品「伊勢いも」を使う和菓子屋があります。

151016伊勢いも畑(多気町相可)④ (コピー).JPG
~ 三重県多気町相可の「伊勢いも」畑(収穫前と収穫後)、2015年10月16日撮影。

151016伊勢いも畑⑤、親いも (コピー).JPG
~ 「伊勢いも」、ヤマノイモの栽培変種。

三重県桑名市に本店がある花乃舎には、「伊勢いも」を使った無地の薯蕷まんじゅうがあります。

160109花乃舍④、薯蕷饅頭 (コピー).JPG
~ 純白の薯蕷生地、2016年1月9日に花乃舎名鉄百貨店で購入。

尾張徳川藩の御用菓子屋だった桔梗屋の流れをくむ美濃忠にも「伊勢いも」を使った薯蕷饅頭があります。

151227美濃忠②、雪の華(薯蕷製) (コピー).JPG
~ 美濃忠「雪の華」、2015年12月27日に美濃忠名鉄百貨店で購入。

160116爲三郎記念館⑩、梅屋光孝「爲」(薯蕷饅頭) (コピー).JPG
~ 名古屋・池下の梅屋光孝「爲」、2016年1月16日に爲三郎記念館で撮影。





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「山岡細寒天」 〔岐阜県恵那市山岡町〕 [和菓子]

寒天には角寒天、糸寒天(細寒天)および粉寒天がありますが、
和菓子の原材料として使用されているのは、
主に糸寒天(細寒天)です。

131204道の駅おばあちゃん市・山岡⑦、山岡細寒天サラダ用カット (コピー).JPG
~ 岐阜県恵那市山岡町産の「山岡細寒天」※です。

※「山岡細寒天」は、登録商標(地域団体商標)です。

次の写真をご覧ください。

糸寒天(細寒天)の一大産地として知られる
岐阜県恵那市山岡町の冬の風物詩、寒天干しです。

160122山岡町下手向④、寒天干し (コピー).JPG

恵那市山岡町下手向(しもとうげ)の寒天棚場、
2015年1月22日(金曜日)撮影。

160122山岡町下手向①、寒天干し (コピー).JPG


「山岡細寒天」(天然寒天)は、
海藻の天草を煮溶かして作った心太(ところてん)を、
ところてん突き器を使って心太状に突き出し、
台の上に並べ、(凍結と融解を繰り返して)乾燥させて出来上がります。

131204寒天研究所④、ところてん突き器 (コピー).JPG
※ところてん突き器は、恵那市山岡町にある岐阜県産業技術センター寒天研究室で
 2013年12月4日に撮影したものです。

131204寒天研究所③、ところてん突き器 (コピー).JPG




さて、
「山岡細寒天」は、
明知鉄道の山岡駅にある「山岡駅かんてんかん」で
購入することができます。

160122山岡駅かんてんかん①、外観 (コピー).JPG
~ 「山岡駅かんてんかん」は、「山岡駅待合室」、「寒天資料館」
および「寒天レストラン」で構成されています。

「寒天レストラン」には、
「山岡細寒天」を使ったメニューがあります。

160122山岡駅かんてんかん⑥、寒天サラダ (コピー).JPG
~ 寒天サラダ。

160122山岡駅かんてんかん⑧、寒天ぜんざい (コピー).JPG
~ 寒天ぜんざい。

「寒天レストラン」にある販売コーナーでは、
「山岡細寒天」およびその加工品が販売されています。

160122山岡駅かんてんかん⑩、販売コーナー (コピー).JPG
~ 「寒天レストラン」内にある販売コーナー。

☆「山岡駅かんてんかん」
〒509-7608 岐阜県恵那市山岡町田沢3058 Tel:0573-56-3140





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