どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(3)〕 [和菓子]
どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(1)〕
どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(2)〕
11.落雁 諸江屋の「塩どら焼」
落雁 諸江屋の「塩どら焼」は半月形です。
12.文明堂東京の洋風どら焼「さんどら(桜)」
13.山崎製パンの「生どら焼」
14.モンテールの「お抹茶どら焼」
モンテールの「お抹茶どら焼」は、
和生菓子ではなく名称「洋生菓子」となっています。
包装容器に記載されている
一括表示欄(義務表示事項欄)をご覧ください。
15.笹屋伊織の「どら焼」
創業享保元年(1716年)の京菓匠「笹屋伊織」の「どら焼」は、
銅鑼(どら)の形をしていません。
笹屋さんの「どら焼」は、
銅鑼の上で焼いた薄皮で餡を巻き込んでおり、
断面は木の年輪の様に見えます。
笹屋さんの「どら焼」は、
毎月20日・21日・22日の3日間の限定販売ですが、
本日3月23日(水曜日)から29日(火曜日)まで、
ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階の銘菓百選ウイークリーコーナーで
特別販売されるそうです。
~ 本日3月23日の午後2時半過ぎに行ったところ、完売でした。
どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(2)〕
11.落雁 諸江屋の「塩どら焼」
落雁 諸江屋の「塩どら焼」は半月形です。
12.文明堂東京の洋風どら焼「さんどら(桜)」
13.山崎製パンの「生どら焼」
14.モンテールの「お抹茶どら焼」
モンテールの「お抹茶どら焼」は、
和生菓子ではなく名称「洋生菓子」となっています。
包装容器に記載されている
一括表示欄(義務表示事項欄)をご覧ください。
15.笹屋伊織の「どら焼」
創業享保元年(1716年)の京菓匠「笹屋伊織」の「どら焼」は、
銅鑼(どら)の形をしていません。
笹屋さんの「どら焼」は、
銅鑼の上で焼いた薄皮で餡を巻き込んでおり、
断面は木の年輪の様に見えます。
笹屋さんの「どら焼」は、
毎月20日・21日・22日の3日間の限定販売ですが、
本日3月23日(水曜日)から29日(火曜日)まで、
ジェイアール名古屋タカシマヤ地下1階の銘菓百選ウイークリーコーナーで
特別販売されるそうです。
~ 本日3月23日の午後2時半過ぎに行ったところ、完売でした。
伊勢名物「赤福餅」、つぶ餡はありません。 [和菓子]
伊勢名物「赤福餅」に使われている餡は、
こし餡です。
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年2月12日撮影。
粒餡の「赤福餅」はありません。
それはなぜでしょうか?
「赤福餅」の公式サイトに載っている
商品説明などを読むとその理由がわかります。
その説明によると、
こし餡につけた三つの筋は五十鈴川の清流、
白い餅は川底の小石を見たているそうです。
(つぶ餡では見立てにならないと思います)
それでは、
神聖なる川の清流に見立てたという
三つの筋をご覧ください。
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年4月8日撮影。
~ 赤福餅3個入パック、2016年3月14日に名鉄百貨店本店で購入。
~ 赤福餅3個入パックの表示義務事項欄(一括表示事項欄)。
こし餡です。
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年2月12日撮影。
粒餡の「赤福餅」はありません。
それはなぜでしょうか?
「赤福餅」の公式サイトに載っている
商品説明などを読むとその理由がわかります。
その説明によると、
こし餡につけた三つの筋は五十鈴川の清流、
白い餅は川底の小石を見たているそうです。
(つぶ餡では見立てにならないと思います)
それでは、
神聖なる川の清流に見立てたという
三つの筋をご覧ください。
~ 赤福餅お召し上がり「盆」(2個)、赤福茶屋ジェイアール名古屋タカシマヤ店で
2015年4月8日撮影。
~ 赤福餅3個入パック、2016年3月14日に名鉄百貨店本店で購入。
~ 赤福餅3個入パックの表示義務事項欄(一括表示事項欄)。
どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(2)〕 [和菓子]
どら焼き、どら焼、どらやき 〔「どら焼き」を食べる(1)〕 [和菓子]
寒天干し、恵那市山岡町の冬の風物詩 〔山岡細寒天〕 [和菓子]
岐阜県恵那市山岡町は、
天然細寒天の一大産地です。
農閑期のこの時期、
山岡町下手向(しもとおげ)の田んぼは、
よしずの上に並べられた細寒天で、あたり一面真っ白です。
寒天干し、
細寒天の一大産地の山岡の冬の風物詩です。
さて、
2月1日(月曜日)の午前8時頃に、
山岡町下手向の寒天の棚場で
心太(ところてん)の突き出しを見学しました。
~ 青色の容器に入っている心太、天突き器に入るサイズにカットされています。
~ 天突き器。
山間部の田んぼなのに、
磯の香りがたちこめています。
よしずの上に突き出された心太は、
昼間の乾燥、夜間の凍結を何度か繰り返すことで、
寒天に仕上がります。
~ 「山岡駅かんてんかん」で販売されている山岡細寒天、2015年9月3日撮影。
心太の突き出しを見学した後、
寒天の原料の天草の洗浄作業(砂などを除去)などを見学しました。
天草の洗浄作業は、
朝6時半頃から始めているそうです。
天然細寒天の一大産地です。
農閑期のこの時期、
山岡町下手向(しもとおげ)の田んぼは、
よしずの上に並べられた細寒天で、あたり一面真っ白です。
寒天干し、
細寒天の一大産地の山岡の冬の風物詩です。
さて、
2月1日(月曜日)の午前8時頃に、
山岡町下手向の寒天の棚場で
心太(ところてん)の突き出しを見学しました。
~ 青色の容器に入っている心太、天突き器に入るサイズにカットされています。
~ 天突き器。
山間部の田んぼなのに、
磯の香りがたちこめています。
よしずの上に突き出された心太は、
昼間の乾燥、夜間の凍結を何度か繰り返すことで、
寒天に仕上がります。
~ 「山岡駅かんてんかん」で販売されている山岡細寒天、2015年9月3日撮影。
心太の突き出しを見学した後、
寒天の原料の天草の洗浄作業(砂などを除去)などを見学しました。
天草の洗浄作業は、
朝6時半頃から始めているそうです。
「あんみつ」(餡蜜)は和菓子です。 [和菓子]
「みつ豆」は東京・浅草の舟和が創案(改良)したもの、
「あんみつ」は東京・銀座の若松が創案したもの、
というのが定説のようです。
虎屋文庫の中山圭子さんが書いた「事典 和菓子の世界」に
次の記載があります。
さて、
みつ豆に餡をのせた「あんみつ」(餡蜜)になくてはならないものは、
餡、蜜(砂糖)、そして寒天です。
和菓子に使う原材料と同じですね。
基本形の「あんみつ」に
いろいろなものをトッピングした「あんみつ」があります。
アイスクリームをトッピングすると、
クリームあんみつ。
フルーツをトッピングすると、
フルーツあんみつ。
~ 名鉄百貨店本店本館9階にある「京都イオリカフェ」のクリームあんみつ、
2015年10月10日撮影。
~ 同じく「京都イオリカフェ」のミニ白玉クリームあんみつ、2015年9月24日撮影。
1月31日(日曜日)午前中に利用した
イオンタウン千種にある「麻布茶房イオン千種店」、
わらび餅をトッピングした「わらびもちあんみつ」がありました。
「わらびもちあんみつ」、
わらび餅、杏、ビワ、桜桃、枝付チェリーがトッピングされていました。
~ 別添えの蜜は黒蜜です。
「あんみつ」は東京・銀座の若松が創案したもの、
というのが定説のようです。
虎屋文庫の中山圭子さんが書いた「事典 和菓子の世界」に
次の記載があります。
甘味処の看板商品、あんみつの歴史は、ゆでた赤えんどうと新粉餅に蜜をかけたみつ豆に始まる。みつ豆は江戸時代末期より屋台で売られており、それを東京浅草の舟和 (ふなわ) が改良、明治35 (1902)年頃に販売したという。 ・・・略・・・ その後、関東大震災 (1923年)後の復興の気運のなかで、銀座の若松がみつ豆に餡 (あん) をのせたあんみつを創案し、売り出したという。 (同書16ページから引用しました)
さて、
みつ豆に餡をのせた「あんみつ」(餡蜜)になくてはならないものは、
餡、蜜(砂糖)、そして寒天です。
和菓子に使う原材料と同じですね。
基本形の「あんみつ」に
いろいろなものをトッピングした「あんみつ」があります。
アイスクリームをトッピングすると、
クリームあんみつ。
フルーツをトッピングすると、
フルーツあんみつ。
~ 名鉄百貨店本店本館9階にある「京都イオリカフェ」のクリームあんみつ、
2015年10月10日撮影。
~ 同じく「京都イオリカフェ」のミニ白玉クリームあんみつ、2015年9月24日撮影。
1月31日(日曜日)午前中に利用した
イオンタウン千種にある「麻布茶房イオン千種店」、
わらび餅をトッピングした「わらびもちあんみつ」がありました。
「わらびもちあんみつ」、
わらび餅、杏、ビワ、桜桃、枝付チェリーがトッピングされていました。
~ 別添えの蜜は黒蜜です。
「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」は好きですか? 〔上用饅頭とも呼ばれます〕 [和菓子]
「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」は、餡玉を薯蕷生地(皮)で包んで蒸し上げた和菓子です。
~ 老松「梅一枝」、2013年2月12日に京都・御所西の「有斐斎弘道館」で撮影。
~ 両口屋是清「早蕨(さわらび)」、2014年2月24日に両口屋是清八事店で撮影。
さて、「薯蕷(じょうよ)」は、広辞苑第六版(岩波書店)を参照すると、「ナガイモまたはヤマイモ」のことです。
薯蕷生地は、すりおろした薯蕷(京都ではつくね芋を使う)と砂糖を合わせ、上用粉(薯蕷粉とも呼ぶ)と練り合わせたものです。薯蕷は蒸すとふくらむ性質があるので、蒸し上げた薯蕷饅頭はふっくらとした仕上がりになるそうです。
名古屋圏では、三重県多気町の特産品「伊勢いも」を使う和菓子屋があります。
~ 三重県多気町相可の「伊勢いも」畑(収穫前と収穫後)、2015年10月16日撮影。
~ 「伊勢いも」、ヤマノイモの栽培変種。
三重県桑名市に本店がある花乃舎には、「伊勢いも」を使った無地の薯蕷まんじゅうがあります。
~ 純白の薯蕷生地、2016年1月9日に花乃舎名鉄百貨店で購入。
尾張徳川藩の御用菓子屋だった桔梗屋の流れをくむ美濃忠にも「伊勢いも」を使った薯蕷饅頭があります。
~ 美濃忠「雪の華」、2015年12月27日に美濃忠名鉄百貨店で購入。
~ 名古屋・池下の梅屋光孝「爲」、2016年1月16日に爲三郎記念館で撮影。
~ 老松「梅一枝」、2013年2月12日に京都・御所西の「有斐斎弘道館」で撮影。
~ 両口屋是清「早蕨(さわらび)」、2014年2月24日に両口屋是清八事店で撮影。
さて、「薯蕷(じょうよ)」は、広辞苑第六版(岩波書店)を参照すると、「ナガイモまたはヤマイモ」のことです。
薯蕷生地は、すりおろした薯蕷(京都ではつくね芋を使う)と砂糖を合わせ、上用粉(薯蕷粉とも呼ぶ)と練り合わせたものです。薯蕷は蒸すとふくらむ性質があるので、蒸し上げた薯蕷饅頭はふっくらとした仕上がりになるそうです。
名古屋圏では、三重県多気町の特産品「伊勢いも」を使う和菓子屋があります。
~ 三重県多気町相可の「伊勢いも」畑(収穫前と収穫後)、2015年10月16日撮影。
~ 「伊勢いも」、ヤマノイモの栽培変種。
三重県桑名市に本店がある花乃舎には、「伊勢いも」を使った無地の薯蕷まんじゅうがあります。
~ 純白の薯蕷生地、2016年1月9日に花乃舎名鉄百貨店で購入。
尾張徳川藩の御用菓子屋だった桔梗屋の流れをくむ美濃忠にも「伊勢いも」を使った薯蕷饅頭があります。
~ 美濃忠「雪の華」、2015年12月27日に美濃忠名鉄百貨店で購入。
~ 名古屋・池下の梅屋光孝「爲」、2016年1月16日に爲三郎記念館で撮影。
「山岡細寒天」 〔岐阜県恵那市山岡町〕 [和菓子]
寒天には角寒天、糸寒天(細寒天)および粉寒天がありますが、
和菓子の原材料として使用されているのは、
主に糸寒天(細寒天)です。
~ 岐阜県恵那市山岡町産の「山岡細寒天」※です。
※「山岡細寒天」は、登録商標(地域団体商標)です。
次の写真をご覧ください。
糸寒天(細寒天)の一大産地として知られる
岐阜県恵那市山岡町の冬の風物詩、寒天干しです。
恵那市山岡町下手向(しもとうげ)の寒天棚場、
2015年1月22日(金曜日)撮影。
「山岡細寒天」(天然寒天)は、
海藻の天草を煮溶かして作った心太(ところてん)を、
ところてん突き器を使って心太状に突き出し、
台の上に並べ、(凍結と融解を繰り返して)乾燥させて出来上がります。
※ところてん突き器は、恵那市山岡町にある岐阜県産業技術センター寒天研究室で
2013年12月4日に撮影したものです。
さて、
「山岡細寒天」は、
明知鉄道の山岡駅にある「山岡駅かんてんかん」で
購入することができます。
~ 「山岡駅かんてんかん」は、「山岡駅待合室」、「寒天資料館」
および「寒天レストラン」で構成されています。
「寒天レストラン」には、
「山岡細寒天」を使ったメニューがあります。
~ 寒天サラダ。
~ 寒天ぜんざい。
「寒天レストラン」にある販売コーナーでは、
「山岡細寒天」およびその加工品が販売されています。
~ 「寒天レストラン」内にある販売コーナー。
☆「山岡駅かんてんかん」
〒509-7608 岐阜県恵那市山岡町田沢3058 Tel:0573-56-3140
和菓子の原材料として使用されているのは、
主に糸寒天(細寒天)です。
~ 岐阜県恵那市山岡町産の「山岡細寒天」※です。
※「山岡細寒天」は、登録商標(地域団体商標)です。
次の写真をご覧ください。
糸寒天(細寒天)の一大産地として知られる
岐阜県恵那市山岡町の冬の風物詩、寒天干しです。
恵那市山岡町下手向(しもとうげ)の寒天棚場、
2015年1月22日(金曜日)撮影。
「山岡細寒天」(天然寒天)は、
海藻の天草を煮溶かして作った心太(ところてん)を、
ところてん突き器を使って心太状に突き出し、
台の上に並べ、(凍結と融解を繰り返して)乾燥させて出来上がります。
※ところてん突き器は、恵那市山岡町にある岐阜県産業技術センター寒天研究室で
2013年12月4日に撮影したものです。
さて、
「山岡細寒天」は、
明知鉄道の山岡駅にある「山岡駅かんてんかん」で
購入することができます。
~ 「山岡駅かんてんかん」は、「山岡駅待合室」、「寒天資料館」
および「寒天レストラン」で構成されています。
「寒天レストラン」には、
「山岡細寒天」を使ったメニューがあります。
~ 寒天サラダ。
~ 寒天ぜんざい。
「寒天レストラン」にある販売コーナーでは、
「山岡細寒天」およびその加工品が販売されています。
~ 「寒天レストラン」内にある販売コーナー。
☆「山岡駅かんてんかん」
〒509-7608 岐阜県恵那市山岡町田沢3058 Tel:0573-56-3140